代表幹事コメント

2023年度与党税制改正大綱決定について

2022.12.16update

一般社団法人 関西経済同友会
代 表 幹 事  角元 敬治

  • 与党は2023年度税制改正大綱を決定した。
  • 研究開発税制やDX投資促進税制の延長、エンジェル税制の拡充、
    企業の人的投資にかかる税制措置の創設など、
    民間の創意工夫ある自主的な投資を促すための施策が示されたことを評価する。
    企業一社一社、そして国民一人ひとりが、こうした支援を追い風に、
    進取果敢に挑戦を続け、持続的な成長を追求していかなければならない。
  • また、安全保障環境が厳しさを増すなか、わが国において、
    平和と安定に向けた防衛力の強化が急務であることは論を俟たない。
  • 国家の安全と相応の負担を巡る議論は既に始まっているが、
    増税に対する国民の理解が深まっているとは言いがたい。
    納めた税の使われ方に対する違和感が払拭されず、
    政府からの十分な説明も行われないままに、
    増税の議論が先行していることが要因の一つであると考える。
    政府・与党は、この点を真摯に受け止め、信頼と共感を得られるよう、
    使命を全うすることを強く望む。

以上

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