自民党の大勝を歓迎する
-衆議院議員総選挙の結果について-
2012.12.16update
今日の衆議院議員総選挙で自由民主党が大勝し、単独で絶対安定多数の議席を獲得したことを歓迎する。但し、今回の総選挙においては最重要課題である成長戦略と地域主権改革が十分に議論されなかったことは大いに反省すべきである。
現代日本は戦後最大の危機ともいえる状況を迎えており、これ以上の政治的停滞は許されない。新政権は、過去の政争にあけくれる衆愚政治やポピュリズムとは一切断絶して、成長戦略、地域主権改革、財政改革、エネルギー改革、TPP、安全保障、教育、社会保障と税の一体改革など、日本の国の根幹を決定する課題に真摯に向き合い、勇断を持って実行してほしい。
そのためには、新しい政権を担う自由民主党安倍総裁は、新政権の内閣閣僚、与党幹部など、人事を論功行賞、年功序列、既得権益から決めるのではなく、新しく生まれ変わったフレッシュな自由民主党の姿を内外に見せ、真の仕事師内閣をつくり、国民の閉塞状況を打破してほしい。
以上
一般社団法人 関西経済同友会
代表幹事 鳥井 信吾