代表幹事コメント

第二次岸田再改造内閣 発足にあたって

2023.09.13update

一般社団法人 関西経済同友会
代表幹事  宮部 義幸

  • 本日、第二次岸田再改造内閣が発足した。閣僚19名中、初入閣が11名、女性閣僚が5名、留任閣僚は6名と、新鮮さと政策の継続性のバランスを感じさせる体制と評価する。
  • 一方、課題は国内外に山積している。新内閣が、これまで先送りしてきた経済、社会、外交における重要課題と向き合い、根本的な解決への道筋をつけることを望む。
  • 人口減少に歯止めをかけるべきである。少子化対策、特に出産・子育て環境の改善に向けた政策の立案・実行に期待する。とりわけ、財源の問題、誰が負担するのかという「痛み」について、避けることなく、国民の理解を得るべく丁寧な対話を行って頂きたい。
  • 国際社会において「分断・対立」が深刻化することを憂慮する。日本は、アジアの一員であるとともに、西側国との関係も深い。その立ち位置を踏まえ、異なる価値観の間に立って、地域における対話を主導すべきである。このことを通じて、インド太平洋の平和と繁栄の礎を築いてもらいたい。
  • 国家プロジェクトである大阪・関西万博について、引き続きリーダシップを発揮頂きたい。

 

以上