日経平均株価20,000円台回復について
2017.06.02update
○本日、1年9ヶ月ぶりに日経平均株価が20,000円台を回復した。
○米経済指標の結果を受けた米株高や円安に加え、日本企業の業績が軒並み好調であることが影響していると考えられる。
○しかし、海外、特に米国経済と政治状況の先行きは不透明な状況であり、今後、株価上昇の流れが続くかどうかは予断を許さない。
○企業経営者は株価に一喜一憂することなく、中長期的な視野をもって企業価値向上に取り組むことが重要であり、次の成長を見据えたイノベーション創出に引き続き力を注ぐべきである。
○政府には、景気回復を国民が実感できるよう、財政再建の具体的な道筋を早急に示すことに加え、成長戦略の早期実現に向け、さらなる制度・規制改革の実行を求める。
以上
代表幹事 黒 田 章 裕