新型コロナウイルス–大阪府による蔓延防止等重点措置の適用要請について
2021.03.31update
- 本日、大阪府は、法律に基づく蔓延防止等重点措置の適用を政府に要請した。2月末の緊急事態宣言先行解除から短期間のうちに感染拡大に転じてしまったことは大変残念だが、医療提供体制逼迫が危惧される事態を回避するためにも、措置の適用はやむを得ない。
- 目下、コロナ対策はストップ・アンド・ゴーの様相を呈している。対策の長期化が「コロナ疲れ」を招いていることは否めない。効果が高いと思われる対策を短期集中で行い、感染を抑え込んでおくべきであった。
- 緊急事態宣言中においても新規感染者数は下げ止まっていたことから、同様の対策を繰り返すだけでは、収束は困難であると考えるべきである。大阪府は、国と連携し、下げ止まった原因、これまでの対策に欠けていたものを分析・検証し、科学的な裏付けのある対策とその効果を住民に提示して頂きたい。
以上
一般社団法人 関西経済同友会
代 表 幹 事 深野 弘行