代表幹事コメント

大阪・関西万博 ―BIE総会における登録申請の承認を受けて

2020.12.01update

代表幹事 古 市   健

〇本日、博覧会国際事務局(BIE)総会にて、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の登録申請が承認された。大阪・関西万博の開催に向け、大きく前進したことを歓迎する。

〇6月のBIE総会は新型コロナの影響により延期されたが、今回の登録申請の承認を受け、外交ルートを通じた各国への正式な参加招請が可能となった。この半年の遅れとドバイ万博延期の影響を取り戻すべく、今後、政府を中心とした参加招請活動を早期に開始することが重要となる。

〇新型コロナが世界中で猛威を奮う中、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマを掲げる大阪・関西万博の開催意義は一層深まったと言える。参加招請にあたっては、大阪・関西万博が、パンデミックへの対処、ライフサイエンスの発展やSDGs達成などの人類共通の課題解決に挑む未来社会の実験場となるべく、各国の賛同・参画を促して欲しい。

〇当会としても、委員会活動や海外交流の場を通じて、万博開催の機運醸成や意義の共有化、規制緩和に関する提案など、大阪・関西万博の成功に向けて引き続き尽力して参りたい。

以上

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