脱炭素社会に向けた変革・成長のフロントランナーを目指せ
~2025大阪・関西万博を飛躍のマイルストーンに~
関西経済同友会 環境・エネルギー委員会(委員長=清水 博 日本政策投資銀行 常務執行役員
関西支店長)は、提言「脱炭素社会に向けた変革・成長のフロントランナーを目指せ ~2025大阪・関西万博を飛躍のマイルストーンに~」を取り纏めました。
■ 脱炭素に向けて求められる視座
1.「脱炭素」と「経済成長」を同時達成する強いマインドセット
2.脱炭素に向けたイノベーションの加速と社会実装のための基盤構築
3.グローバル市場を見据えた戦略的国際連携の促進
4.社会変容の進展と脱炭素の調和
■ 提言
①成長戦略としての「2050カーボンニュートラル」を支持。強い覚悟と戦略的な取り組みを!
・脱炭素の潮流は不可避。企業は変化に向き合い新たなビジネスチャンスを見出す姿勢が必要
【産業界】
②「脱炭素社会実現」に向けたイノベーションの先導役を目指せ!
・イノベーションの実現に向け、政府による強力かつ効果的な支援と、官民一丸となった取り組みを
【行政・産業界】
・企業は広く海外に目を向けるとともに、要素技術のみならず、社会実装に向けた取り組みを
【産業界・行政】
・関西は、水素、蓄電池、メタネーション等の企業集積、有力大学等の知の集積を活かし、関西広域連合が旗振り役となることで、産官学の一層の連携を促し、「脱炭素ビジネス先進地域」として存在感の発揮を
【産業界・行政・アカデミア】
③2025大阪・関西万博を「脱炭素社会の絵姿」を世界に発信する場に!
・太陽光・蓄電池技術を最大限活用するとともに、万博会場を「脱炭素のまちづくり」、「ビヨンドゼロ」「資源循環型社会」のショーケースとし、脱炭素社会の実現が可能であることを「実感」できる場に
【産業界・行政】
・万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」、ユニークな中堅・中小企業を含む関西の産業・地域の魅力、「三方良し+次世代良し」の理念と脱炭素への取り組みをハーモナイズした情報配信を
【産業界・行政】
・万博のレガシーとして、大阪・関西を脱炭素ビジネスのグローバルな結節点に 【産業界】
以上
一般社団法人 関西経済同友会
環境・エネルギー委員会