大阪市「創造都市戦略(仮称)」への要望
2006.12.27update
関西経済同友会は、大阪都心における居住をテーマに、調査・研究活動を実施し、2006年4月には「大阪・都市ブランド戦略の推進~『都心で住む』から『都心で暮らす』へ~」と題する提言を取りまとめ、大阪市長を始めとする関係部局に提示した。
市政改革が進展する中、次なる時代の大阪の活性化を目指し、新しい発想に基づく都市経営戦略の取組が始まった。私たちは、「『(仮称)創造都市戦略』の策定に向けて-骨子案-」への検討過程で出された、今までのやり方を変更する、人に着目する、市民の知恵・知識を結集する、既存ストックを活用するという方向性を率直に評価し、また期待する。
都市経営戦略としての意義を重視し、豊富な資源と場の固有性を活かして多くの創造的人材が魅力を感じて集まる大阪の都市ブランドを確立すべく、今後の具体化の検討にあたり、以下の5つの要望を取りまとめた。大阪市の次代の姿がイメージできる重要課題としての取り組みを期待する。
平成 18 年 12 月 27 日
社団法人 関西経済同友会
都心居住推進委員会