提言・アピール等

国土の新たな発展に向けて

2015.03.19update

2015 年3月 19 日
関西経済連合会
大阪商工会議所
京 都 商 工 会 議 所
神 戸 商 工 会 議 所
関 西 経 済 同 友 会

関西経済界は、かねてより、わが国経済の持続的成長および危機管理の観点から東京一極集中是正と複眼型国土の実現を主張してきた。

国においては、2014 年 12 月、「まち・ひと・しごと創生本部」から「長期ビジョン」と「総合戦略」が公表され、ここには、東京圏への過度の人口集中が多くの課題やリスクを抱えること、及び人口減少に対応する基本的視点として「東京一極集中を是正すること」が第一に掲げられた。次期国土形成計画をはじめ国のあらゆる政策において、この方針を貫き、一極集中是正と地方創生を実現すべきである。特に、地方創生の実現のためにも、関西はじめ大都市圏に東京と並ぶ成長エンジンをつくり、わが国全体の国際競争力を高めるとともに、その効果を全国に波及させる視点が不可欠である。

次期計画(全国計画、広域地方計画)の検討が進むなか、同計画に盛り込むべき考え方、国に求める施策や関西の役割、具体的方策等について下記の通り提言する。

提言・アピール等