ピンチをチャンスに!
高度なメガFTAの締結を将来に見据え 企業の海外展開を加速せよ
2017.04.10update
関西経済同友会 企業経営委員会(委員長=黒田章裕 コクヨ 取締役会長)は、提言「ピンチをチャンスに! 高度なメガFTAの締結を将来に見据え企業の海外展開を加速せよ」をとりまとめた。
本提言は、関西の中小・中堅企業に対し、“TPP発効の見通しが不透明な中でも、海外展開を積極的に進めるべき”とし、海外展開によって持続的成長を実現する指針となることを願いとりまとめた。
また、政府に向けて、“高度なメガFTAの締結を目指すべき”として、世界的に保護貿易主義が拡大しつつある今こそ、日本が自由貿易の推進を先導すること、加えて、今年度以降も、中小・中堅企業の海外展開支援を継続・拡大することを求めている。
【提 言】
(1)中小・中堅企業に向けて
✔メガFTAの締結を見据え、今のうちから海外展開を進めるべき
✔積極的にASEANへ進出し、成長市場の需要を取り込むべき
✔経営者の意志と行動力で海外展開の糸口を見出すべき
(2)政府に向けて
✔高度なメガFTAの締結を目指し、日本が自由貿易の推進を先導すべき
✔TPP発効の如何に関わらず、海外展開支援を継続・拡大し、進出企業を増やすべき
・海外展開支援の継続と発展
・総合的なFTA活用支援
・国際標準化の推進
平成29年(2017年)4月
一般社団法人関西経済同友会
企業経営委員会