2017年8月30日
ベンチャーエコシステムの活性化
kay me 毛見純子 氏、平安伸銅工業 竹内香予子 氏、日本総合研究所 岩崎薫里 氏によるパネルディスカッションを開催
本会では、「何が私を起業に駆り立てたか?~女性起業家登壇~」と題して講演会(パネルディスカッション)を開催しました。
ベンチャーエコシステムを構築する上で必要不可欠な要素に、人と社会のニーズを追求する「デザイン思考」があります。女性は生活者目線でのニーズ発掘が得意とされていますが、女性起業家はまだまだ少ないのが現状です。また、文化や感性が豊かな関西ならではのベンチャーエコシステムを構築する上で「女性」は重要なキーワードです。そこで下記の3名をお招きしました。
▽登壇者の一人は、毛見純子氏。働く女性のための「洗える・伸びる・シワにならない」日本製のジャージー(伸縮性のある布)ワンピースブランドとしてkay meを創業。
▽もう一人は、竹内香予子 氏。誰もが一度は使ったことがある「突っ張り棒」出荷において、新たな価値創造に挑戦し続け、業界トップシェアを誇る平安伸銅工業を率いておられます。
▽モデレーターは日本総合研究所 岩崎薫里 氏。同氏は「第4次ベンチャー・ブームを、これまでのようにエコシステム形成に至る前に終焉させてはならない」との思いで研究をされています。
パネルディスカッションを通じて、女性起業家として、いかに困難を克服して創業・第二創業に繋げたのか理解を学ぶとともに、デザイン思考の方法やエコシステム活性化の方策、関西ならではの良さなどについて多くの知見を得ました。