ATR 代表取締役専務 鈴木 博之 氏、KGAP+Batch7参画スタートアップ6社によるピッチイベントを開催
本会 グローバル・ベンチャーエコシステム委員会では、関西経済連合会 ベンチャーエコシステム委員会、日本スタートアップ支援協会と主催、ならびにATR、けいはんなリサーチコンプレックス推進協議会との共催で、今年1月に続く2回目のピッチイベントを開催しました。
けいはんな学研都市は、「人間中心のスマートシティ」を目指し発展を続けています。2019年以降は、アクセラレーションプログラム「KGAP+」を実施。ニューヨークやバルセロナなどの機関と連携し、国内外スタートアップのグローバルビジネス展開を支援しています。今回は、Batch7に参加しているスタートアップのうち6社が登壇しました。そしてATRにおける最新の動向を知るとともに、連携の方策などを探りました。
登壇スタートアップは以下の通りです。
Longan Vision (カナダ)
CEO&Co-Founder, Enzo Jia 氏
既存の装備に干渉せず、薄暗い場所や煙が充満した環境でもハンズフリーで強化された視界の提供するフュージョンビジョンシステムを開発。
Sagar Defence Engineering (インド)
Co-Founder, Nikunj Parashar 氏
通常の船舶に後付け可能で、インテリジェント船舶のすべての機能を備え、人間の介入を必要とせずに反復的な任務を遂行するシステムを開発。
AEInnova (Alternative Energy Innovations) (スペイン)
Founder & Chairman, Raúl Aragonés 氏
バッテリーレスの自己給電型産業用IoTデバイスとソフトウェアを提供。機械やプロセスから得られる熱から独自のエネルギーを生成し、機械およびプロセスのワイヤレス監視を可能にする。プラグアンドプレイソリューションで、メンテナンスも不要。
Biorizon Biotech (スぺイン)
Chief Business Officer(CBO), Lucas Gonzalez Navarrete 氏
藻類や細菌を用いたバイオテクノロジーの研究により、バイオ増強剤、バイオ防御物、天然栄養剤の創出を目指す。
Finnadvance (フィンランド)
CEO and founder, Prateek Singh 氏
ヒトや動物の血液脳関門、血管系、肺など様々な組織を模倣することができる複数のOrgan-On-Chipを設計。
MIMS (MY INTELLIGENT MACHINES) (カナダ)
Co-Founder&CEO, Sarah Jenna 氏
バイオファーマ企業に、実装が簡単でインタラクティブな拡張知能システムを提供し、薬剤開発の初期段階で正確な生物学的シミュレーションを可能にし、生命科学者による正確な標的治療および個別化治療の開発を支援。