ATR 代表取締役専務 鈴木 博之 氏、KGAP+Batch6参画スタートアップ6社によるピッチイベントを開催
当会では、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)代表取締役専務 鈴木 博之 氏、ならびにKGAP+Batch6参画スタートアップ6社に登壇いただき、ピッチイベントを開催いたしました。
ATRは、脳情報科学や無線通信等の研究と共に事業開発を推進。国内414機関、海外235機関とネットワークを構築しています。また2019年以降は、アクセラレーションプログラム「KGAP+」を実施しており、これまで国内外スタートアップ63社が参加、約83%のマッチングが成立しています。
ピッチでは、「KGAP+」の「Batch6」に参加するスタートアップののうち6社が登壇。海外スタートアップならではのアイデアを知るとともに、ネットワーキングの機会となりました。
OWO[スペイン]
コミュニケーション責任者 Ms.Sheyna Garicano
‐ビデオゲームなどに連動し、触覚が再現される(30種以上)ベストを開発。着用により、VR、メタバースが更にリアルに。CES2022でアワード受賞。
Dyze Design[カナダ]
マーケティング責任者 Mr. Simon Duchaine
‐3Dプリンターにおける、熱可塑性樹脂の押出形成システムを開発。従来の9倍の速度でプリント可能。また、多くの材料に対し適用出来る。
Deep Learning Robotics [イスラエル]
CEO Mr. Carlos Benaim
‐人のタスク(例:パッキング、はんだ付)を観察、学習し、再現するロボットを開発。ロボット導入時の多大な準備が大幅軽減。
Linearity[日本]
取締役 Mr. Lao Shihong
‐リニアモーターで、斬新な形状の建築へのエレベーター導入、エレベータースペースの大幅減等が可能。途中加速可能なジェットコースターにも採用。
GenCell [イスラエル]
アフリカ・太平洋担当セールスディレクター Mr. Audie Allan Austria
‐非白金触媒の開発、液体アンモニアから水素を抽出する技術で、カーボンゼロの燃料電池を開発。自立型電源として、非常時電源としても有用。
QNu Labs [インド]
事業拡大責任者 Mr. Rahil Patel
‐量子乱数発生器により、安全な暗号キーを生成、配布。機密データを保護。無限大の計算機を使用しても突破不能。既存システムに上乗せが可能。
主催:当会 グローバル・ベンチャーエコシステム委員会、関西経済連合会ベンチャーエコステム委員会、日本スタートアップ支援協会
共催:ATR、けいはんなリサーチコンプレックス推進協議会