第9回西日本経済同友会代表者会議 インバウンド、人づくりの取り組みを議論
鳥取県米子市で代表者会議を初開催
西日本地区18経済同友会は、7月25日、「地域のインバウンド観光振興策」「各地経済同友会における人づくりの取り組み」をテーマに、第9回西日本経済同友会代表者会議を鳥取県米子市で開催しました。各地の代表幹事、事務局長53名が出席。本会からは、角元敬治、宮部義幸両代表幹事、廣瀬茂夫常任幹事 事務局長が出席しました。
「地域のインバウンド観光振興策」「各地経済同友会における人づくりの取り組み」を議論
議事進行は、本会の角元代表幹事が行いました。第1部、「地域のインバウンド観光振興策」では、鳥取県経済同友会の松村順史顧問が「関西学院大学渥美ゼミとの山陰地方におけるインバウンド観光振興の取り組み」と題して報告しました。同氏は、山陰地方の観光振興について、関学と連携した取り組み、中海・宍道湖・大山圏域の周遊、観光の質を高める取り組みなどを説明。特に、圏域の観光については、個々の自治体の範囲にとらわれることなく、広域で取り組むことの必要性を強調しました。
第2部「各地経済同友会における人づくりの取り組み」では、鳥取県経済同友会・松村顧問から読本を活用したふるさと教育について報告。滋賀経済同友会・櫻田満代表幹事は同会が取り組んでいる環境保全を推進する人材育成「グリーンリスキリング」について紹介し、滋賀には環境分野のフロンティアがたくさんあること、リスキリングを企業戦略と考える視点が重要であることを強調しました。岡山経済同友会の梶谷俊介代表幹事は、高校生と地元企業のSDGs解決策、教育委員会との連携について報告し、学校と地域とともに推進していく決意を述べました。
会議終了後には、懇親パーティーを開催し、親交を深めました。