第65回西日本経済同友会大会 土佐で開催

第65回西日本経済同友会大会（西日本18地区経済同友会共催）が2007年10月18～20日、「地域再生を目指して―日本を今一度洗濯いたし申し候―」をテーマに、高知で開催された。本会からの52名の参加者をはじめ、西日本各地より総勢410名が参加、意見を交わした。

冒頭、小嶋淳司代表幹事が議長団を代表して、問題提起。続いて、政府の地方分権改革推進委員会委員長を務める丹羽宇一郎伊藤忠商事会長が「地域再生への道―地方分権改革の目指すもの」をテーマに基調講演を行った。

これをうけて、片山善博慶応義塾大学教授（前鳥取県知事）、今村昭夫 九州経済調査協会理事長（福岡経済同友会）、横田英毅 ネッツトヨタ南国会長（土佐経済同友会）をパネリスト、齊藤紀彦本会代表幹事をコーディネーターに、「地方から日本を変える」をテーマにパネルディスカッションを展開、活発な議論を行った。

最後に「地域主権型道州制の早期実現」などをうたう共同見解を発表、盛会のうちに幕を閉じた。来年は、奈良で開催される。