私達の取り組み
第20回ボストン・シンポジウムを開催
2012年11月23日
ハーバード大学など海外との交流

第20回ボストン・シンポジウムを開催

今後20年の日本のあるべき姿をメインテーマに
「経済政策」,「エネルギー政策」,「アジア戦略」,
「安全保障政策」,「全体総括」5つのセッションを
日本・米国間で活発に議論

 本会の訪米代表団は、11月17日から23日まで、米国(ボストン、ワシントンD.C.)を訪問し、11月19日には、今回で20回目となる恒例の「ボストン・シンポジウム」をハーバード大学、ボストン日本協会と共催した。代表団には、大林剛郎・鳥井信吾両代表幹事をはじめ、小嶋淳司元代表幹事、齊藤紀彦元代表幹事、中野健二郎元代表幹事、大竹伸一前代表幹事、齊藤行巨、小椋昭夫、加藤貞夫、小林洋一の各常任幹事ら本会幹部とスタッフ総勢48名が参加した。

 ハーバード大学側からは、デイビッド・エルウッドケネディ行政大学院学院長、ロジャー・ポーター教授(元大統領補佐官)、ウィリアム・ホ―ガン教授、アンソニー・セイチ教授、ジョセフ・ナイ特別功労教授(元国防次官補)、エズラ・ボーゲル名誉教授らが参加した。

 シンポジウムでは、20回という節目の年を記念して、ハーバード側から「今後20年の日本のあるべき姿」について日本の「経済政策」、「エネルギー政策」、「アジア戦略」、「安全保障政策」、「全体総括」の各分野について提言を受け、本会も対応する委員会を中心にカウンター提言を作成した上で、議論を行った。シンポジウム終了後には、ケネディ・スクールやボストン日本協会関係者を招待しパーティーを開催した。また、20回開催の記念として、本会からハーバード大学に桜の木を贈呈した。

 シンポジウムの翌日には、ハーバード大学ビジネス・スクールの竹内弘高教授と懇談。ワシントンD.C.では、米外交問題評議会のシーラ・A・スミス上級研究員、米国三菱商事の柳原恒彦ワシントン事務所長、米国国務省のジェームズ・ズムワルト日本韓国担当次官補代理、ワシントンコアの中阪清志代表取締役パートナーと懇談し、大統領選挙直後の米国の情勢について認識を深めた。