第12回「沖縄・関西交流セミナー」(於 沖縄)開催

　本会は2022年10月3日(月)～4日(火)に沖縄を訪問し、10月3日(月)午後、沖縄経済同友会との共催による「第12回沖縄・関西交流セミナー」を開催致しました。

　両会による交流セミナーは、1997年に第１回懇談会(現セミナ－)を開催して以来、定期的に双方の経済人が率直かつ真摯に議論を行う貴重な場となってきました。

　今回は「復帰50周年の沖縄から考える我が国の安全保障」をメインテーマに、冒頭、山田吉彦氏(東海大学 海洋学部教授)が「日本の海洋安全保障の取組と課題」をテーマに基調講演。続く2セッションでは「在日米軍基地が偏在する沖縄から考える日本の安全保障」、「激変する国際情勢と安全保障環境」をテーマに、両会参加者でかつてないほどの率直かつ活発な意見交換がなされました。

　関西経済同友会からは、生駒京子・角元敬治 両代表幹事を団長に、中野健二郎元代表幹事、坂本英一・佐藤潤・髙橋孝一・三笠裕司・廣瀬茂夫常任幹事を含め、関西経済同友会38名、沖縄経済同友会35名が参加しました。

　本セミナー前後には視察(海上保安庁第十一管区・普天間飛行場・OIST)を行いました。2日間を通じ、国防の最前線である沖縄のリアルな現状を学び、自分達のことは自分達で守る重要性、沖縄の基地問題は国民全体の問題であるとの認識を一つにしました。