2016年7月19日
ベンチャーエコシステムの活性化
神戸大学大学院経営学研究科 教授 三品和広 氏が講演
本会は、神戸大学大学院経営学研究科 三品和広 教授を講師に、「アメリカはこうして“21世紀”を呼び込んだ~ イノベーション大国・ベンチャー大国の歴史に学ぶ ~」と題して講演会を開催しました。
日本がイノベーションの力を高めていくためには、国際競争の歴史をマクロの視点から俯瞰すること、大量生産のものづくりから決別し、インターネット・情報へと競争のステージを移していったアメリカの「手口」を理解すること、さらには、日本が「ものづくり大国」という自画像を問い直し、描き直すことが重要です。
米国の「ものづくり」に対する考え方、ボストンでのバイオテックを中心としたベンチャーの状況などを紐解くなかで、関西にはどのようなエコシステムが必要か、どのようなベンチャーを、いかにして生み出すかなど、今後、わたしたちが議論していく上での思考の土台を固めていく機会となりました。