私達の取り組み
欧州(ドイツ、オランダ、イギリス)、イスラエルに視察団を派遣
2017年9月10日
ベンチャーエコシステムの活性化

欧州(ドイツ、オランダ、イギリス)、イスラエルに視察団を派遣

 本会 関西版ベンチャーエコシステム委員会では、9月10日~20日、欧州(ドイツ、オランダ、イギリス)、イスラエル視察を実施しました。➀スタートアップにとって、より使いやすく、頼りがいのある支援の仕組みづくり ②関西でのベンチャーエコシステム形成に向けた海外とのネットワーク強化が主な目的です。訪問団は、深野弘行委員長(伊藤忠商事 常務執行役員社長補佐(関西担当))を団長に、黒田章裕代表幹事や廣瀬茂夫常任幹事・事務局長ら、総勢20名が参加しました。

 視察では、エコシステム形成に際して産官学がどのような役割を果たすべきか、という問題意識から、産(ケンブリッジコンサルタンツ、レベル39、各商工会議所 等)、官(デュッセルドルフ市、英国政府機関、イスラエルイノベーション庁 等)、学(トゥウェンテ大学、オックスフォード・ユニバーシティ・イノベーション、ヘブライ大学 等)をそれぞれ訪問しました。

 そして、➀行政、商工会議所、大学などが連携し時間をかけて現在のエコシステムが形成されてきたこと ②研究機関や大学のもつ技術シーズに関する情報を網羅的に整理し効果的な情報発信を行っていること ③イノベーションはリスクを伴うという事実を認識し、例えリスクをとった結果、失敗したとしても、それを資産として将来に活用していこうという視点を持っていることを目の当たりにしました。そして、関西における今後の戦略を考える上で多くの知見を得ることが出来ました。