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私達の取り組み
東日本大震災追悼シンポジウム  ~東日本大震災後の10年を振り返り、被災地の復興への決意あらたに~
2021年7月4日
各地経済同友会との連携

東日本大震災追悼シンポジウム ~東日本大震災後の10年を振り返り、被災地の復興への決意あらたに~

7月4日、全国44経済同友会は「全国経済同友会 東日本大震災10周年追悼シンポジウム」を宮城県仙台市で開催した。

東日本大震災の発生から今日までの10年余を振り返り、犠牲になられた方々を追悼するとともに、
被災地の復興への決意をあらたにした。当初、震災の節目となる3月での開催を予定していたが、
新型コロナウィルス感染防止の観点から、7月に開催を延期した。

シンポジウムには会場での参加とオンライン参加を合わせて全国から約220名が参加した。
本会からは、古市健、生駒京子両代表幹事、廣瀬茂夫常任幹事 事務局長が仙台の会場を訪れた。
 
当日は、経済同友会の櫻田謙悟代表幹事の開会挨拶ののち、追悼式典が行われた。
式典では、震災当時の宮城県の教育長で仙台大学の学長 髙橋仁氏から、被災した専門高校への支援活動「IPPO IPPO NIPPON プロジェクト」に対し感謝の言葉が述べられるとともに、『被災地の今とIPPO IPPO NIPPONプロジェクト』と題する映像が上映された。

追悼式典後には、岡本 全勝元内閣官房参与・元復興庁事務次官が「東日本大震災復興における経済界の貢献」をテーマに基調講演を行った。


その後、3つのセッションを設けて議論。
①「これからの東北・被災地の活力創出」では、自己革新による活力創出を東北・被災地の企業経営・経済活動に組み込んでいくための方策を検討した。
②「福島再生への展望」では、福島再生の鍵となる産業集積と人材育成の取り組み・好循環の創出に向けた課題を議論した。
③「3.11の教訓と災害対応の課題」では、企業が災害にいかに備え、社会・経済活動の継続にいかに貢献するべきかを議論した。

最後に、本会の古市代表幹事が閉会挨拶を行い、シンポジウムは終了した。