2023年10月30日
ベンチャーエコシステムの活性化
日本スタートアップ支援協会(JSSA)とのコラボ企画<第二弾>を開催
本会 グローバル・ベンチャーエコシステム委員会では、日本スタートアップ支援協会(JSSA)とのコラボ企画<第二弾>を実施しました。
スタートアップ×大企業の協業では、取引条件、納期、特許、社内調整、メンタリティの違い…等を巡り、前に進まないといった事案が多数聞かれます。今回、なかでもディープテック・スタートアップに焦点を当てた企画とし、以下2社が登壇。それぞれ、大企業とどのようにコミュニケーションを取り、何を課題と感じているのか、関西のエコシステムをどう見ているのか、体験談とともに深掘りしました。
登壇したスタートアップ、ならびにプログラムは以下の通りです。
【第1部】事業紹介
大阪ヒートクール株式会社 代表取締役 伊庭野 健造 氏【阪大発】
「ペルチェ素子」を用いた温冷触覚インターフェースにより、世界初“かゆみ緩和”デバイスを開発。アトピー性皮膚炎に悩む世界3億人に貢献する。別の研究では、生理痛体験研修向け機器のVR ピリオノイド(生理痛VR体験デバイス)を開発。
株式会社TearExo 代表取締役CEO 堀川 諒 氏【神大発】
「TearExo法」をもとに、涙によるがん(乳がん)検出方法を開発。従来のマンモグラフィによる苦痛や「取りこぼし」を解決する。これまで、センシングチップの大量生産、測定装置開発、抗体の供給などで企業と組んできた。
【第2部】パネルディスカッション
日本スタートアップ支援協会 代表理事 岡 隆宏 氏をモデレーターに、伊庭野 健造 氏、堀川 諒 氏と「既存企業との連携で困ったこととは?」をテーマに議論。
【第3部】ネットワーキング