2019年8月27日
日本の安全保障の確保
安全保障委員会 第18回「大韓民国訪問団」
安全保障委員会は、18回目となる大韓民国訪問団をソウルへ派遣した。同委員会は2000年からほぼ毎年韓国を訪れ有識者らと、安全保障問題、北朝鮮問題、日韓関係、政治経済問題などについて率直な意見交換を行っている。
訪問団には、鴻池一季安全保障委員会委員長(鴻池組 名誉会長)、杉野利幸同委員長代行(三紀ホールディングス 代表取締役社長)、池田博之・深野弘行両代表幹事をはじめ、中野健二郎元代表幹事ら総勢19名が参加。申珏秀(シン・ガクス)前駐日大使、尹徳敏(ユン・ドクミン)前国立外交院院長、柳明桓(ユ・ミョンファン)元外交部長官ら有識者との意見交換を行った。
徴用工問題、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄など、日韓関係が悪化する中での実施であったが、文政権/安倍政権に対する評価、韓国国内世論の現状、両国関係改善の糸口などについて議論。東アジアの安定に向け、民主主義国家、自由主義経済体制である両国が長期的な視野に立ち、協力を続けていくことが極めて重要であるとの認識を強くした。