2021年10月29日
ベンチャーエコシステムの活性化
大阪大学 グローバルイニシアティブ機構 佐久間 洋司 氏が講演
本会では、大阪大学 グローバルイニシアティブ機構 佐久間 洋司 氏をお招きし、「2050年からのバックキャスティング~歴史的転換期のイノベーションとエコシステム~」をテーマに、講演会を開催しました。
世界を覆うパンデミックや気候変動などによる歴史的転換期を迎える今、既存の延長ではなく未来からバックキャストし長期視点でエコシステムを捉えることが喫緊の要請です。このようななか、佐久間氏は、内閣府が主導する「ムーンショット型研究開発制度」に選ばれた唯一の20代チームとして、2050年以降の社会が向かうべき姿を想定、そこに向けた課題の抽出や科学技術の検討、産学官民との議論・検証などを進めています。
講演では、同氏が考える2050年の姿、これまでの研究成果を2050年へ実装していく取り組みの様子などをお話いただきました。その上で、現在の経済社会を構成する我々が、現在から未来に繋がる事業やエコシステムを構築する上で大切にすべきものは何か、知見を得る機会となりました。