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体験学習充実を目指す 末松文部科学大臣 関西経済団体と意見交換
2022年6月22日
政策当局との意見交換、全体の活動など

体験学習充実を目指す 末松文部科学大臣 関西経済団体と意見交換

  • 末松信介文部科学大臣と関西経済団体は、6月11日(土)に、大阪市内において、政府が進める官民連携による体験学習の推進について意見交換を行った。経済界からは、本会の生駒京子代表幹事、関西生産性本部 竹口文敏 人材開発委員会委員長(大阪ガス 取締役常務執行役員)、阪急阪神ホールディングス 野村欣史 執行役員らが出席した。
  • 生駒代表幹事からは、昨年度、本会 教育問題委員会が発表した提言の内容を紹介。子どもたちの成長のために尽力されている教員の皆さんが、過酷な勤務環境の中で、疲弊しながら奮闘しておられる現状を知り、企業も「ひとづくり」に対して積極的に支援・参加すべき、と問題意識を述べた。
  • 2009年からキャリア教育支援として出前授業に取り組んできた関西生産性本部の竹口委員長からは、これまでの取り組みを紹介しつつ、近年、現場の教職員の業務負荷が重くなる傾向にあるとの認識を示した。
  • 末松大臣からは、おおよそ次のような趣旨の発言があった。「教育の現場は地方自治体にあり、文科省は現場を知り、真にアシストできるようにならねばならない。日本の近代化に藩校、寺子屋が果たした役割は大きいが、これからは、そこに企業も加わって頂きたい。出生数が80万人を割り込む時代にあって、一人一人の能力向上は企業が最も強く願っているはず。予測困難な時代を迎え、答えが1つではない中を進む力を育むために、経済界の協力をお願いしたい」。
  • 最後に、大臣が『子供の体験活動推進宣言』を発表し、経済界側も賛同した。        (文責 事務局)

※文部科学省のホームページより

https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2022/20220611.html