ワールドマスターズゲームズ2017 オークランド大会訪問団 ~4年後の関西大会に向けた機運醸成へ 関西経済界が一大訪問団を派遣~
関西の経済5団体は、4年後のワールドマスターズゲームズ(以下、WMG)2021関西大会を前に、関西WMG2021組織委員会と共同で、4月27日から5月1日まで、WMG2017オークランド大会訪問団を派遣した。
関西経済界として約150名規模の一大訪問団となり、本会からは蔭山秀一・鈴木博之両代表幹事、黒田章裕次期代表幹事、村尾和俊前代表幹事、また関西2019・20・21委員会の河井英明委員長、水野明人委員長代行、八木隆史委員長代行をはじめ、約50名の参加があった。
自然豊かでコンパクトな街、オークランド。訪問団では、関西大会への引き継ぎが行われる閉会式への参加をメインに、競技の実施状況や街全体での取り組みなどを視察。また大会関係者との交流、意見交換も行い、大会の雰囲気や現地の息づかいを体感するなか、関西大会の成功へ向けた機運醸成を図った。
各競技会場では、世界中からエントリーのあった選手により、様々な年代、グレードでの競技が繰り広げられた。隣に座った観客同士が自然とコミュニケーションを取り合い選手に声援を送るなど、会場一体となった盛り上がりを見せた。本会からも、脇村利恵子氏(平和運送・取締役会長)が、選手として卓球 女子シングルスに出場。訪問団も応援に駆けつけ大声援を送るなか、決勝で米国人との1時間にわたる熱戦を制し、世界大会で見事金メダルに輝いた。「するスポーツ」の側面でも大いに盛り上がった一幕であった。
フィナーレを飾る閉会式は、音楽やマオリの伝統芸能で彩りが添えられ、世界中から集まった参加者の熱気に包まれた。各登壇者は、選手を称えるとともに、ボランティアへの感謝を口々に述べ、参加者のボランティア精神にも支えられた大会であることが改めて感じられた。関西WMG2021組織委員会の森詳介会長は、訪問団を代表して大会旗を受け取りスピーチを行った。関西での次期大会への期待も大いに高まるなか、オークランド大会は華やかに幕を閉じた。
訪問団の行程は、以下のとおり(4月27日、5月1日は移動日)
<4月28日>
○クイーンズワーフ受付センター、関西PRブース等視察
○オリエンテーション・夕食会
国際マスターズゲームズ協会(IMGA)カイ・ホルム会長、イエンズ・ホルム事務局長等出席
<4月29日>
各コースに分かれての視察
①スカイタワー・イーデンパーク視察、競技視察(ラグビー、野球、卓球等)
②スカイタワー・ワイナリー視察、競技視察(陸上競技、バレーボール等)
③スカイタワー視察・ハーバークルーズ、競技視察(テニス、サッカー、卓球等)
④スカイタワー・オークランド博物館視察、競技視察(卓球、バドミントン、ラグビー等)
<4月30日>
○オークランド観光・イベント・経済開発局(ATEED)セミナー
・日本ニュージーランド関係の概要
・オークランドの経済発展を支援するためのATEEDの役割
・オークランドの主要なイベント戦略 等
○クイーンズワーフ Entertainment Hub視察
○閉会式(大会旗引継ぎ・会長スピーチ)
WMG2021ロゴ入りポロシャツ着用による参加