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私達の取り組み
コーポレート・アート・コレクション 第2回「なにわの企業が集めた絵画の物語」展、多彩なプログラムでにぎわう
2020年3月6日
大阪・関西の文化力向上

コーポレート・アート・コレクション 第2回「なにわの企業が集めた絵画の物語」展、多彩なプログラムでにぎわう

関西経済同友会 企業所有美術品展実行委員会では、2020年1月24日(金)~2月15日(土)(月曜休館)の間、第2回「なにわの企業が集めた絵画の物語」展を大阪府立江之子島文化芸術創造センターにて開催しました。今回は、印象派のマネや19世紀末のパリを描いたロートレック、国内作品では藤田嗣治や岡本太郎など、前回を上回る44点の作品を展示。会期中、小学生808名を含む4,661名が来場し、「普段表に出ることの少ない貴重な絵画を見ることができる」と、会場は多くの来場者でにぎわいました。

■対話型鑑賞プログラムの対象を拡大

本美術品展は、大阪・関西企業が所有する美術品を広く一般市民に対して公開し、特に次世代を担う子どもたちへの鑑賞教育に役立てることを目的としたもので、2018年より会員企業有志の協力を得て実施しています。前回、小学生向けの対話型鑑賞プログラムが好評であったことから、今回は大人、教員向けにも対話型鑑賞プログラムを実施。参加者からは、「自分では気づかない視点を得ることができた」「ビジネスにつながる発見もあった」「児童・生徒の考える力・伝える力が育成されると思う」などの声が寄せられました。

■「EXPO’70の芸術」コーナー、「プレミアム・ナイト・ミュージアム」も実施

今回の見どころのひとつ、大阪万博50周年「EXPO'70の芸術」コーナーでは、企業所有の作品を軸に、岡本太郎や吉原治良の絵画、太陽の塔に関する資料を展示。また、平日のアフターファイブも本美術品展をより楽しめるよう、ギャラリーコンサート、キュレータートークなどの「プレミアム・ナイト・ミュージアム」を実施しました。その結果、ナイトプログラム実施日の17時以降来場者数は、非実施日(平日ベース)の1.8倍となり、多くの方に多彩なプログラムをお楽しみいただきました。


コーポレート・アート・コレクション 第2回「なにわの企業が集めた絵画の物語」展 開催概要

期  間:2020年1月24日(金)〜2月15日(土)10時~20時 ※月曜休館(最終日は18時まで)
会  場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター
展  示:関西企業が所有する身近な芸術作品 44点
入 場 料:大人500円/中学生以下無料
主  催:関西経済同友会 企業所有美術品展実行委員会
総合監修:橋爪節也氏(大阪大学 総合学術博物館/大学院文学研究科教授)
運営協力:公益財団法人関西・大阪21世紀協会
協  力:京都造形芸術大学
協  賛:絵画出展社および一般協賛
後  援:大阪市、大阪市教育委員会、大阪大学総合学術博物館、朝日新聞社、産経新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社、 読売新聞社、NHK大阪放送局、朝日放送グループホールディングス、MBS、関西テレビ放送、テレビ大阪、読売テレビ

【プレミアム・ナイト・ミュージアム】
・ギャラリーコンサート:1st ステージ18:30〜、2nd ステージ 19:30〜(各30分) 
 1月29日(水)そう楽舎
 2月 5日(水)荒井結氏(チェロ)&松原智美氏(クラシックアコーディオン) 
 2月12日(水)山口莉奈氏(クラシックギター)
・“大人たちのための”対話型鑑賞プログラム:2月6日(木)18:00〜19:15
・キュレータートーク:1月30日(木)18:30〜、2月13日(木)18:30〜(各40分)