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アピール「安倍政権に期待する」を世耕官房副長官に手交
2013年8月1日
政策当局との意見交換、全体の活動など

アピール「安倍政権に期待する」を世耕官房副長官に手交

 鳥井信吾代表幹事は8月1日、首相官邸を訪れ、世耕弘成内閣官房副長官に、アピール「安倍政権に期待する」を手交し、実現方を求めた。世耕副長官は、「同友会にはこれまでも様々な提言を行っていただいた。今回の提言もしっかりと受け止める」と述べた。閣僚・与野党幹部にも送付した。(次頁に要旨掲載)

  同アピールは前々日の7月30日、鳥井、加藤貞男両代表幹事が記者発表した。アピールでは、先の参議院議員選挙で、自民党と公明党が圧勝し、政争の原因となってきたねじれを解消したことを歓迎した。そのうえで、震災復興の加速と防災対策の推進、政治と統治機構の改革、経済成長と財政再建の実現、外交・安全保障基盤の強化、憲法改正の5本柱について、安倍政権が真摯に取り組むよう強く求めた。  

 今回の参議院選挙に対して、本会は公示に際し、加藤表幹事がコメントを発表。そのなかで、今回の選挙は安倍政権に対する信任投票であると同時に、将来の「この国のかたち」を占う重要なものであり、選挙戦において各政党が山積する課題に対し具体的かつ持続性ある方策を示すことを求めた。

 また、投開票日の7月21日には、野党が惨敗し、自民・公明両党で非改選を合わせて過半数を制したことを受けて、鳥井代表幹事が政権基盤の安定を背景に「“異次元の規制改革”や設備投資・研究開発投資の促進等大胆な成長戦略を早期に打ち出す」よう求めた。