2018年9月30日
ベンチャーエコシステムの活性化
フランス・イスラエル視察団を派遣
本会 関西版ベンチャーエコシステム委員会では、9月30日~10月10日、フランスとイスラエルに視察団を派遣しました。ベンチャー支援の仕組み、オープンイノベーションに向けた産官学の役割や各訪問先のネットワーキングについて知見を得ることが目的です。
視察団には、団長・深野弘行常任幹事、関西版ベンチャーエコシステム委員会委員長(伊藤忠商事 常務理事 社長特命(関西担当))、若林常夫常任幹事・同委員長代行(阪急電鉄取締役)、黒田章裕代表幹事をはじめ 15 名が参加しました。
フランスは、2013 年に政府が「フレンチテック」を掲げ、わずか 5 年でエコシステムを構築しています。当初から「国際化」に重点を置き、シリコンバレーからも人材が回帰。また 2017 年に起業家の私財で開業した「STATION F」には約 1,000 社が集い、周辺には新たな街が出来ていることなどを目の当たりにしました。
イスラエルは昨年に続く訪問です。産官学軍によるサイバーやモビリティなどの優れた技術を開発し続けているほか、都市の抱える貧困や健康問題など社会課題の解決にスタートアップを積極的に活用していることなどに多くの知見を得ました。
各訪問先では、意見交換だけでなく、関西のエコシステムについてのプレゼンテーションを実施しました。そして両国との連携により、関西のエコシステムがさらに成長できることを一同が、確信しました。