2022年9月20日
脱炭素社会・海洋プラごみ対策・GX推進
「対馬モデル」研究開発連携協定を締結 ~グローバルでのプラスチック問題解決、SDGs及び大阪ブルー・オーシャン・ビジョン達成に向けて~
関西経済同友会は9月20日、対馬市、サラヤ株式会社、株式会社関西再資源ネットワーク、特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンと「対馬モデル(循環経済モデル)」の研究開発に関する連携協定を締結しました。
「国際的な海ごみのホットスポット」に位置し、「ごみゼロアイランド」を目指す長崎県対馬市において、5者のリソースを有効利用した連携により、「対馬モデル」(循環経済モデル)の研究開発、2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)の機会におけるアジア太平洋諸国へのモデル提案、グローバルでのプラスチック問題解決、SDGs及び大阪ブルー・オーシャン・ビジョン達成に貢献します。
連携事項
(1) 対馬モデルの研究開発に関する事項
(2) 海洋プラスチックごみ対策をはじめとするSDGs推進に関する事項
(3) その他5者が協議して必要と認める事項
■循環型社会に向けたこれまでの取り組み
関西経済同友会では、2021年度環境・エネルギー委員会(委員長=高澤利康 日本政策投資銀行 常務執行役員 関西支店長)にて、プラスチック問題の解決をはじめ循環経済への移行に向けて企業がなすべきこと、消費者のサステナビリティ教育、国の政策のあり方等について調査研究を行ってきました。
プラスチック問題の現状、対馬視察・海岸清掃での気づきをふまえ、2022年5月に提言「アジアのプラスチック問題解決と我が国の経済成長の両立に向け、循環経済への移行を加速させよ」を発表、2022年度グリーン関西推進委員会としてその実現に向けて取り組んでいます。
2022年度グリーン関西推進委員会 対馬視察にて