前年度事業報告
令和3年度事業報告
一般社団法人 関西経済同友会
令和3年度は、「After コロナ時代へのパラダイムシフト~次世代のため、そしてサステナブルな関西の成長のため~」をテーマに、「次世代のための社会づくり」と「関西の持続的発展」を重点課題と位置付け、取り組むこととした。そして、SDGs の視点を取り入れる、従来の枠組みに捉われない、若者や女性などの多様な意見を反映する、リアルとデジタルのベストミックスを追求する、を活動指針に時代を一歩先取りした提言とその実現に取り組んだ。
【役員会等の運営状況】
本会は、一般社団法人として一般社団・財団法人法及び、定款、規程・規則などに基づく運営を行った。
令和3年 5 月 11 日に通常総会を開催し、令和2年度決算を承認、令和3年度理事・常任幹事・幹事を選任するとともに、理事会に推薦する代表理事・業務執行理事候補者を選出した。また、幹事会での審議を経て、理事会で承認された令和2年度事業報告、令和3年度事業計画書及び収支予算書などについても報告がなされた。
理事会は、4 回開催した。令和2年度事業報告、通常総会に付議する令和2年度決算案の承認、代表理事・業務執行理事の選定、補充する幹事の選任、令和4年度事業計画書及び収支予算書の承認など、一般社団・財団法人法や定款などで定める項目を審議するとともに、職務執行状況の報告を行った。
本会の運営全般について意思決定を行う幹事会は、8 月を除く毎月1回開催し、提言案などの審議、海外との意見交換や主要イベントの報告、月次収支報告などを行った。加えて、習近平体制下の中国の行方、「安いニッポン」という問題、2050 年カーボンニュートラルに向けた日本の課題、総選挙後の岸田政権の課題などについて講演を聞いたほか、本会として取り組むべき課題等についても議論した。
常任幹事会も、8 月を除き月1回(3 月のみ 2 回)開催し、幹事会の議案の事前協議を中心に討議を行った。年度途中の 12 月には、代表幹事・常任幹事で意見交換合宿を行い、我々を取り巻く環境や直面する課題、次年度事業計画に取り上げるべき課題について議論、令和4年度事業計画を共同で練り上げた。
感染症拡大抑制の観点から通常総会パーティの開催は見送ったが、デジタル放談会および放談会、新入会員との懇談会、歴代代表幹事との懇親懇談会、女性会員と語る会、スタッフ交流会などを開催し、会員・スタッフの交流、親睦を図ることにも努めた。
【委員会等の活動(1):次世代のための社会づくりをテーマとする委員会の活動】
① 企業経営委員会
講演会4回(7月14日、9月9日、11月9日、12月24日)、委員会会合3回(6月17日、1月18日、3月17日)、グローバル適塾(若手の中堅幹部)との意見交換会(10月25日)を開催するなど精力的に活動した。その成果として、提言「持続的な企業発展のためのエンゲージメント向上を ~ヒーロー/ヒロインとなるミドル層の『こころ』への着火(自分事化)と次世代リーダーの育成サイクル~」をとりまとめ、4月19日に記者発表した。
② 未来ビジネス委員会
講演会3回(7月28日、10月1日、11月15日)、委員会会合3回(6月22日、12月17日、2月6日)を開催した。加えて、クリエイティブラボ神戸視察と神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科との意見交換(12月7日)を実施した。その成果として、提言「人々の幸福『ウェルビーイング』を実現する未来ビジネスの創出に向けて」をとりまとめ、4月25日に記者発表した。
③ 環境・エネルギー委員会
講演会3回(9月3日、10月5日、11月2日)、会合5回(6月9日、12月15日、1月18日、2月1日、 3月 11日)、環境NGO Climate Youth Japan 学生との意見交換会(11月25日)と活発に活動した。対馬・福岡視察(10月20日~ 21日)では、比田勝尚喜 対馬市長をはじめ市の関係者と意見交換を行うとともに、現地の海岸清掃も実施。これらの成果として、提言「アジアのプラスチック問題解決と我が国の経済成長の両立に向け、循環経済への移行を加速させよ」をとりまとめ、4月5日に記者発表した。
④ 安全保障委員会
講演会6回(7月1日、10月1日、10月28日、12月9日、2月1日、4月15日)、委員会会合2回(6月4日、4月12日)を開催した。大韓民国訪問団派遣に代わり、オンライン会議を開催、8月24日に国防研究院と、8月25日に統一部、有識者と意見交換を行った。また、昨年度の提言を受けて6月3日、中山泰秀防衛副大臣との意見交換を行ったほか、経済安全保障に関して経済産業省の担当部局との意見交換を行った。これらの活動の成果を報告書にとりまとめ、4月幹事会で報告した。
⑤ 経済政策委員会
講演会4回(7月19日、8月20日、9月21日、1月17日)、委員会会合5回(6月14日、10月11日、2月15日、3月11日、4月18日)を開催した。加えて、スモールミーティングとして若者との意見交換(9月2日、12月13日、4月18日)や有識者との意見交換(1月26日)を実施した。その成果として、提言「健全な危機意識で未来への投資を~国民一人ひとりが成長を実感するために~」をとりまとめ、4月 12日に記者発表した。
⑥ 教育問題委員会
講演会3回(8月19日、9月15日、10月13日)、委員会会合3回(6月15日、11月9日、12月2日)を開催した。その成果として、提言「『学校任せ』から『社会全体で共創する』初等教育への転換」をとりまとめ、2月2日に記者発表した。2月15日には文部科学省を訪ね、末松信介文部科学大臣に提言を手渡し、意見交換を行った。
⑦ 地方自治のあり方委員会
講演会2回(9月29日、11月8日)、委員会会合2回(6月16日、4月6日)を開催した。これらの活動の成果を報告書にとりまとめ、4月幹事会で報告した。
*3月7日~8日には、徳島・淡路島視察を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止した。
⑧ 女性活躍委員会
講演会5回(8月26日、10月13日、11月29日、12月13日、1月21日)、委員会会合4回(6月28日、12月24日、2月14日、3月16日)を開催した。加えて、会員企業や社員を対象としたアンケート調査2回(8月、11~12月)と若手社員との意見交換(1月28日)を実施した。その成果として、提言「今こそ本気の『女性活躍』を ~Well-Being型管理職への転換で企業価値向上~」をとりまとめ、4月12日に記者発表した。
⑨ 新時代の幸福・価値観等を研究するワーキンググループ
講演会・WG会合を5回(7月9日、8月27日、9月29日、1月24日、2月22日)ずつ開催した。加えて、中間報告のとりまとめに向けたアンケート(10月1日~8日)を実施、10月幹事会で中間報告を行った。更に3月10日のWG会合で議論し、活動の成果を報告書にとりまとめ、4月常任幹事会・幹事会で報告した。
【委員会等の活動(2):関西の持続的発展をテーマとする委員会の活動】
① 大阪・関西EXPO委員会
講演会5回(8月2日、11月8日、1月20日、4月28日、勉強会1回(11月25日)、委員会会合1回(6月 14日)を開催した。加えて、8月27日には関西経済連合会・大阪商工会議所との共催で国際博覧会担当大臣との意見交換を行った。幅広い主体が参加可能なメニューを情報提供する4月28日の講演会は西日本各地経済同友会にも案内、連携を図った。また、当会としての万博参画を模索 し、5月に団体としてTEAM EXPO 2025に共創パートナーに登録した。
② MICE・IR推進委員会
講演会3回(8月4日、2月2日、4月13日)、委員会会合1回(6月9日)を開催した。また、9月28日、大阪府・市が、IR事業者を選定したことを受けて委員長コメントを発表した。
③ グローバル・ベンチャーエコシステム委員会
講演会(ピッチなどのイベントを含む)7回(7月21日、9月7日、10月29日、12月17日、1月25日、1月27日、4月25日)、委員会会合3回(6月23日、3月1日、4月19日)に加え、Friendly Meet Up KANSAI(リバースピッチ)(9月6日、4月18日)を開催した。これらの活動の成果を報告書にとりまとめ、4月幹事会で報告した。
④ 関西ブリッジフォーラム推進委員会
大阪イノベーションハブなどと協力して、本会会員がベンチャー企業経営者などとのネットワーキングを深める関西ブリッジフォーラムを5回(5月26日、7月15日、9月17日、11月25日、1月27日、3月 18日)開催した。また、11月24日に「KBF特別企画」として、パネルディスカッションとピッチイベントを開催した。Friendly Meet Up KANSAI(リバースピッチ)(9月6日、4月18日)も共催した。
⑤ 関西都市強靭化委員会
講演会5回(7月28日、9月9日、10月5日、11月19日、1月27日)、委員会会合4回(6月18日、12月 10日、2月15日、3月9日)を開催した。その成果として、提言「民間の活力で、関西における災害へのレジリエンス・トランスフォーメーション(RX)を実行せよ」をとりまとめ、4月7日に記者発表した。
⑥ 広域観光委員会
講演会2回(9月15日、12月14日)、委員会会合4回(6月15日、12月14日、3月14日、4月7日)を開催した。加えて、神戸経済同友会と広域観光推進に関する意見交換を実施するなど、各方面の関係者とのコミュニケーションも積極的に行った。活動の成果は、提言「舟運を活用した新たな広域観光の実現へ」としてとりまとめ、5月11日に記者発表した。
⑦ スポーツ・健康委員会
講演会2回(8月18日、12月2日)、委員会会合2回(6月25日、4月4日)、「する」スポーツ!(11月5日)、沖縄視察(12月14日~16日)、オンラインウォーキングイベント(11月8日~12月7日)を行った。これらの活動の成果を報告書にとりまとめ、4月幹事会に報告した。
⑧ 文化・芸術の力委員会
講演会2回(8月16日、9月24日)、視察・鑑賞会3回(8月3日文楽視察、11月10日大阪中之島美術館視察、12月3日ザ・シンフォニーホール視察)、委員会会合2回(6月21日、3月30日)と、コロナ禍の影響が続く中、オンラインとリアルで活発に活動した。
また、コロナ禍による2度の延期を乗り越えた第3回「なにわの企業が集めた絵画の物語」展(10月8日~22日)の開催を支援。関西・大阪21世紀協会「アーツサポート関西」の活動も支援するなど、我々経済人が文化・芸術に積極的に関与し継承と発展に寄与する機運醸成に取り組んだ。これらの活動の成果を報告書にとりまとめ、4月幹事会で報告した。
*1月28日にグランフロント大阪「ナレッジキャピタル」視察を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大によるまん延防止等重点措置の発出を受け見送った。
⑨ 大阪食文化委員会
講演会3回(9月8日、11月4日、3月4日)、委員会会合1回(6月22日)を開催した。また、山野酒造において、地酒と淀川産天然ウナギの視察・食体験会(11月18日)を開催した。
⑩ 中堅企業委員会
講演会3回(8月30日、2月16日、3月24日)、両代表幹事と語る会(12月17日)、委員会会合1回(6月23日)、オンライン企業視察・ライブ工場見学(10月28日)を行った。
【委員会等の活動(3):会員相互の交流、自己啓発を主目的とする委員会の活動】
① 経営塾
講演会を4回(11月10日、12月16日、1月26日、3月10日)開催した。変革・成長を続ける企業の経営者から話を聞き、意見交換することで、研鑽を図った。
② 海外交流委員会
講演会5回(9月1日、10月19日、11月4日、1月13日、2月25日)、委員会会合1回(6月24日)を開催した。
昨年度、2021年夏に延期した「関西・ハーバード フォーラム」は、次年度以降に延期となった。恒例の秋の訪米代表団の派遣に代わり、今年もオンラインとなった第29回ボストン・シンポジウム開催に協力するとともに、委員会メンバーが参加した。
・第29回ボストン・シンポジウム(11月12日深夜、13日早朝)
「ハンド イン ハンド~共に支える『新しい』世界」をテーマに、ハーバード大学ケネディスクール、ボストン日本協会と共催。本会からは古市健・生駒京子両代表幹事をはじめ総勢20名が、米国側は12名が参加した。(更に日米あわせて約50名が傍聴参加)
③ 会員懇談会
時宜を得た講師を招き、4回(7月12日、9月8日、10月26日、1月19日)の講演会を開催し、会員の相互研鑽・交流を図った。
④ 若手の会
講演会3回(11月11日、3月9日、4月7日)の他、幹事会、総会合わせ13回開催し、意見交換に努め、次代の経済人としての資質向上を図った。更に、オンライン懇親会(6月9日、6月23日、7月7 日、7月21日)、懇親ゴルフコンペ(10月31日)を開催し、メンバー相互の交流を深めた。
【委員会等の活動(4):同友会全体としての活動や課題、特定事業の支援に取り組む組織の活動】
① 総合政策審議会
発信力強化、提言などの実現性・実効性の向上などに向け、政治家との意見交換を行った。
② 調査企画部会
「新時代の幸福価値観を研究する WG」を設置し、活動した。(前掲)
③ グローバル適塾支援委員会
グローバル適塾の会員増強やカリキュラムの充実などへの支援を行った。
④ お水汲み祭り支援委員会
堂島薬師堂節分お水汲み祭り(2月3日)の開催を支援した。
⑤ 経済同友会連携会議
西日本を中心に京都、神戸、中部など他の経済同友会と連携し、以下の会合などを開催した。
- 全国経済同友会 東日本大震災10周年追悼シンポジウム(7月4日 於:仙台市 オンライン会議併用)
- 第7回西日本経済同友会代表者会議(7月6日 オンライン開催)
- 第118回西日本経済同友会会員合同懇談会(10月15日・16日 於:京都市)
- 京阪神経済同友会代表幹事懇談会(10月22日 於:大阪市)
- 2021年度全国経済同友会代表幹事円卓会議(書面開催 10月25日表決)
- 第60回関西財界セミナー(2月8・9日 オンライン開催)
関西経済連合会と共催し、500名超がオンライン上に集い開催した。新型コロナウイルス感染症が収まらないなか、「関西を起点に反転へ~フロンティアに立つ覚悟~」をメインテーマに、大阪・関西万博 次世代に残すべきレガシー、グローバルリスクへの適応力、カーボンニュートラルに向けたエネルギー政策、ヒトを惹きつける舞台・関西、企業と従業員のサステナブル・エンゲージメント、「安いニッポン」からの脱却、の6つの分科会に分かれ討議した。セミナーの最後には、主催者声明を発表した。
- 2021年度経済同友会「東西懇談会」(3月23日 於:大阪市)
- 2021年度中部・関西経済同友会合同懇談会(令和4年4月8日 於:名古屋市)
- 第34回全国経済同友会セミナー特別プログラム(同4月14日 オンライン開催)
- 6経済同友会(京都・神戸・滋賀・奈良・和歌山・関西)代表幹事懇談会(同4月22日 於:大阪市)
5月12・13日には、古市・生駒両代表幹事が沖縄を訪問、延期している「沖縄・関西交流セミナー」の今秋開催に向けて沖縄経済同友会と意見を交わした。
この他、総選挙後の第2次岸田内閣発足を受けて、代表幹事アピール「岸田新政権に望む」をとりまとめ、11月10日に対外発表するとともに、政府に建議した。
事務局企画講演会・説明会は4回開催した。(7月7日JOCアスナビ説明会、9月14日大阪のスマートシティに関する情報提供、3月2日アイデア・リレー・ワークショップ、3月14日アズ・ア・サービス勉強会)以上の委員会等の活動に加え、令和 3 年 4 月 1 日から 5 月 17 日までは、前年度の事業計画を引き継いで、前委員会の提言などの発表(5 件)なども行った。
【他経済団体などとの連携強化~本会の更なるプレゼンス向上に向けて①】
2018 年 11 月に大阪開催が決定した 2025 年国際博覧会については、2025 年日本国際博覧会協会や2025 年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会に参画、開催準備に協力している。
12 月には、大阪府・市、関西広域連合、関西経済3団体、万博協会で「2025 年日本国際博覧会 (大阪・関西万博)関連事業に関する要望」をとりまとめ、政府に建議した。大阪・関西万博の全国的な機運醸成に向けて、関西の有志企業が協賛し掲載した新聞広告の実施にも協力した。
また、政府からの協力要請を受けて、古市代表幹事がドバイを訪問、3 月 19・20 日の両日にドバイ万博を視察するとともに、若宮健嗣 国際博覧会担当大臣、十倉雅和 日本経済団体連合会会長らとともに各国に対し 2025 年万博への招請活動を行った。
他に、他経済団体や自治体などと共同し以下の要望等を発表、実現を働き掛けた。
- 北陸新幹線の早期全線開業大阪大会決議(北陸新幹線早期全線開業実現大阪協議会、7 月)
- 関西創生のための高速道路ネットワークの早期整備に関する要望(関西高速道路ネットワーク推進協議会、7 月及び 11 月)
- 令和 3 年度三重・奈良・大阪リニア中央新幹線建設促進大会決議文(本会が参画するリニア中央新幹線早期全線開業実現協議会と奈良・三重県の 3 団体、12 月)
- 第 17 回ミナミ活性化協議会代表者会議共同アピール(1 月)
また、下記のように、他団体と共同で政策決定者や内外のリーダーとの懇談会も開催、参加した。加えて産業振興、都市魅力向上でも連携を図った。
- ジョゼフ・ヤング駐日米国臨時代理大使との再生可能エネルギー等についての懇談会(5月 12 日)
- 黒田 日本銀行総裁との懇談会(9 月 27 日)(4団体共催)
- 若宮健嗣 国際博覧会担当大臣との関西経済 3 団体との意見交換会(10 月 15 日)
- 財務省幹部と関西経済団体との懇談会(11 月 15 日)
- 令和 4 年大阪新年互礼会代表者年頭あいさつ(ライブ配信)(1 月 4 日)
- 萩生田光一 経済産業大臣と関西経済3団体との懇談会(1 月 5 日)
- 関西経済界と関西広域連合との意見交換会(3 月 24 日)
- 大阪観光局(DMO)の推進に関するトップ会議、第 13 回水と光のまちづくり推進会議(3 月 25 日)
- 大阪府・市・経済 3 団体首脳による意見交換会(3 月 25 日)
- リチャード・メイJr 駐大阪・神戸米国総領事との昼食懇談会(4 月 1 日)
- ラーム・エマニュエル 駐日米国大使との昼食懇談会(5 月 11 日)
このほか、「IR 推進会議」「大阪 MICE 推進委員会」「ワールドマスターズゲームズ 2021 関西組織委員会」「ミナミ活性化協議会」「国際金融都市 OSAKA 推進委員会」など、大阪府・市や他団体と協力し、大阪の魅力・賑わいづくりにも継続的に取り組んだ。
本会が提言して設立された「関西サイエンス・フォーラム」「スポーツコミッション関西」「アーツサポート関西(ASK)」「関西キャリア教育支援協議会」などの活動に対しても支援を行った。また、本会が 2018 年に行った「関西ベンチャーフレンドリー宣言」は 3 月1日時点で 103 企業・団体にまで賛同者が広がり、他地域と連携した活動が行われた。
【発信力の強化~本会の更なるプレゼンス向上に向けて②】
報道機関への情報提供をはじめ、事業を広く一般に知らしめるとともに、理解を訴えるために、下記をはじめ、様々な活動を行った。
- 代表幹事記者会見を 12 回開催し、記者からの質問に応じるとともに、本会の主張への理解を訴えた。
- 報道機関からの要請に応じて代表幹事コメントなど 19 件を発信した。
- 本会の活動の概要を掲載する会報を年間 9 回発行し、会員及び行政・自治体・報道機関などに提供した。
- ホームページへの掲載を通じて、提言をはじめ本会の活動を積極的に発信した。
2022年5月16日
通常総会報告