スタートアップ・エコシステム拠点都市への期待
2020.07.14update
- 本日、内閣府スタートアップ・エコシステム拠点都市に「大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアム」が選ばれた。京都、大阪、神戸が単独ではなく、一体となって取り組む、歴史的な一歩である。
- 京阪神は、シリコンバレーと同程度の広がりの中に、トップクラスの大学・研究機関が集積し、ノーベル賞受賞者も輩出する、世界有数の学研都市地域である。加えて、近年は、スタートアップコミュニティーが活性化し、海外有力アクセラレーターも進出するなどの動きがあることも、今回の拠点都市指定に繋がったものとして受け止めている。
- 未来社会の課題解決と関西の成長のためには、スタートアップの力が不可欠なことは明らかだ。人類の課題解決を目指し、未来社会の実験場を標榜する2025年の大阪・関西万博に向けた活躍に一層期待する。
- 関西経済同友会は、関西企業約50社の参加による「ベンチャーフレンドリー宣言」を立ち上げるなど、スタートアップとの共創を推進してきた。今回の拠点都市としての指定を契機に、国内外への情報発信、大学との連携強化などによる世界の中で注目される関西スタートアップ・エコシステムの発展に地域の関係者と共に更に取り組んでいく。
以上
代表幹事 深 野 弘 行