2010年10月22日
各地経済同友会との連携
第68回西日本経済同友会大会 広島で開催
第68回西日本経済同友会大会(西日本18地区経済同友会共催)が2010年10月22・23日、「“海”の新たな可能性~海洋産業が日本の未来を拓く~」をテーマに、広島で開催された。本会からの38名をはじめ、西日本各地より総勢465名が参加、意見を交わした。
広島経済同友会の深山英樹代表幹事の開会挨拶の後、山中諄代表幹事が議長団を代表して、問題提起。続いて、作家の井沢元彦氏が「日本史における海洋国家構想~平清盛から坂本龍馬まで~」と題する基調講演を行った。コーヒーブレイクをはさみ、中原裕幸 海洋産業研究会常務理事、柴田明夫 丸紅経済研究所代表、湯﨑英彦 広島県知事をパネリストに招き、大竹伸一代表幹事のコーディネーターの下、パネルディスカッションを展開。世界第6位の排他的経済水域を有し、資源の宝庫である日本が、水産資源の持続的供給、エネルギー・鉱物資源の開発、観光資源としての海洋の活用などを図る上で直面している課題が挙げられ、具体的解決策が数多く示された。
最後に広島経済同友会の深山英樹代表幹事が、水産資源、エネルギー・鉱物資源、観光資源などの海洋資源の開発を図り、西日本ひいては日本の資源安全保障と今後の持続的経済成長を拓いていくべきと訴える大会共同見解を発表、盛会のうちに幕を閉じた。次回は、来年10月に和歌山で開催する。