代表幹事コメント

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大に際して

2020.02.27update

代表幹事 深 野 弘 行

○新型コロナウィルス感染症については、感染経路が不明な患者が各地で報告されるなど、市中感染による急速な感染拡大が懸念されている。今後患者数が急激に増加するようなことがあれば、我が国の医療提供体制のキャパシティを超えてしまう国難ともいうべき事態が生ずる可能性も否定できない。

○我々は希望的楽観論に立つことなく、急激な感染拡大阻止に向け、官民を問わず、それぞれができることに全力で取り組むべきである。本会においても、大規模集会の中止・延期を含め可能な限りの感染拡大防止対策をとることとした。

○感染症に関連して、インバウンド観光に依存する宿泊業・飲食業・運輸業を始め、多くの分野に影響が出ており、消費者マインドやサプライチェーンへの影響が広がることにより、更に深刻なものとなることが懸念される。政府や関係当局に対しては、引き続き状況を的確に把握し、積極的な情報提供をはじめ、機動的な対応を求める。

以上