大阪市営地下鉄事業の民営化実現を求める
2013.01.21update
大阪市交通局は、2012 年 12 月 25 日、『地下鉄事業民営化基本方針(素案)』を発表しました。 これを受け、大阪市会は2月定例議会で、地下鉄事業の民営化を審議すると伺っています。
当会は 2006 年 4 月以降、大阪市交通局の「完全民営化」を求めて提言を重ねて参りました。 今回、市交通局自らが地下鉄事業の民営化に舵を切ったことを高く評価し、市会議員の皆様には、 地下鉄民営化に是非ともご賛同くださるように強く求めます。
いま世界では激烈な都市間競争が繰り広げられています。大阪はその競争に生き残らなければ なりません。大阪市営地下鉄事業の民営化は、人口が減少するなかでなお、財政への負担を減じ、 利用者に提供するサービス品質を向上させることで、大阪が持つポテンシャルを引き出し、都市 力を強化するための有力なツールと当会は考えています。
大阪市会には、「市営地下鉄民営化」という歴史的な英断を是非、下して頂きたいと願います。
平成 25 年(2013 年)1月 21 日
一般社団法人 関西経済同友会
大阪府 ・市改革検証委員会