代表幹事コメント

「ワールドマスターズゲームズ 2021」
関西地域での開催決定について

2013.11.10update

一般社団法人 関西経済同友会
代表幹事 鳥井 信吾

本日、国際オリンピック委員会認定のIMGA(International Masters Games Association)が、関西地域を2021年ワールドマスターズゲームズの開催地として、正式決定した。ワールドマスターズゲームズは、世界的な生涯スポーツの国際競技大会であり、観光と一体となったスポーツツーリズムとしての一大イベントである。また、今回の開催は関西がアジア初となる。日本・関西を世界に発信していくまたとない大きなチャンスを得たことを心から歓迎したい。

関西は、世界に誇れる豊かなスポーツポテンシャルを有している。本大会を一時的な、単発のスポーツ競技イベントに終わらせるべきではない。生活の質や都市魅力の向上にも資する本大会の開催を契機に、関西をスポーツ振興のメッカとして定着させ、関西の新たな価値創造に結び付けていかねばならない。

また、本大会はツーリズムの側面が非常に強く、観光資源や文化資源の豊富な日本・関西にとっては、その強みを最大限に活かし、日本・関西をアジア、世界へとアピールする最大のチャンスである。2019年ラグビーW杯開催、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に続き、2021年のワールドマスターズゲームズを、日本・関西活性化の起爆剤とすべきである。オール関西で一枚岩となり、さらには日本全体の総合力を結集していかねばならない。

以上