第２次野田改造内閣発足にあたって

民主党内の抗争と、野党とのかけひきで遅きに失した感はあるが、今回の内閣改造を機に政権が本来の役割を果たすことを期待する。

社会保障と税の一体改革や、電力、為替問題、TPPをはじめとする経済連携や震災復興など、喫緊の国政課題が山積する中、政府は全身全霊をかけて早期解決に責任を持って努力して欲しい。

これを機に、新しい内閣には、「決断できない政治」から脱却し、野田首相の強い信念とリーダーシップのもと、「決断する政治」を実現し、国民の期待に応える政権運営をお願いしたい。

また野党においても、建前論や手続き論に拘泥することなく、国民・国益を第一に、是々非々で協議に参加して協働で国難に対処してもらいたい。

以上